Thursday, February 29, 2024

ちっちゃいプライド

 色々な生徒さんが、

小さい時から来られ、高校を卒業するまで来られます。

ある生徒について今日は書こうかと思います、、、

お母様の外国人の英語の先生が麻薬の問題を逮捕された時のトラウマで、

非常に英語教室に子供を通わせるのが怖いとおっしゃっていました。

4歳のエミ(仮名)は年がとても離れたお兄さんと一緒にお勉強に来ました。

お兄さんは高校生でした。

エミちゃんは現在に至るまで、子供さんなりに悩み、泣いたりしてきました。

今日は、エミちゃんのお話をしたいと思います。

エミちゃんは、アルファベットのABCから教えた生徒です。

率直に言いますと、

ちなみに、今の英会話教室の英語は非常に質が悪いですね。

エミちゃんは、幼稚園も普通の幼稚園で、

医学部を目指しています。

子供さんと言うのは、やはり色々なことを気にするんですね。

小学校1年生の時、

エミちゃんは近視で、メガネをかけることになりました。

お母様から、連絡があり、

エミちゃんが泣きながらお母様に、

「キキ先生にメガネをかけるって言わないで。」

と言ったそうで、お母様からお電話がありました笑。

エミちゃんがレッスンにきた時、エミちゃんはちっちゃいメガネを持ってきていました。

エミちゃんに、何気なく、

「先生ね、昔目が悪くてね、小学校の時もメガネをかけてたの。嫌よね、、、エミちゃんのメガネはかわいいね」

と言いました。

エミちゃんは驚き、

「キキ先生、メガネかけてたんですか?」

と驚いていましたが、その日以来、

メガネのことをあまり気にしなくなりました。

次に大泣きしたのは、小学校3年生の時でした、、、。

他の英語塾にも行かず、

お母様がエミちゃんの英語はしっかりとレッスンをと言うことで、

普通の生徒の倍以上のレッスン時間でお勉強していました。

私は、英検や資格を急いで取らせるのが嫌いだし、

それよりも英語をしっかりと、お勉強をすることに専念します。

元から緊張症だったので、、、笑

あまりテストを勧めませんでした。

ただ、やっぱり学校の他の生徒は気になります、、、

筆記試験は合格したのですが、、、

面接で、何と苦戦してしまいました。

初めて英検が不合格でショックだっとのと、対面で知らない人と話すのに緊張したようで、

1回目の2次試験が不合格でした。

ご自宅で、結果に泣いているとお母様からメッセージがありました。

練習して、2回目、、、今度は問題の形式が変わっていて、

まさかの不合格でした。

今度は、大泣きしていたそうです。

困ったお母様からどうやったら落ち着いて気を取り直してくれるか

と言うご相談がありました。

その時は、

「小さい時に失敗したら、強くなる。そして、大学受験の時に注意する練習にもなると思って、今の結果は気にしないで大丈夫よ。泣くことは悪いことじゃないから、泣いてもいいのよ。」

と言ってあげて下さいと言いました。

泣き止んで気を取り直したそうです、、、笑

泣いてはだめ、と言うのは私は好きではありません。

泣くことは、精神的にも悪いことではありません。

実は、高校の際もやはり大泣きしました、、、笑

笑い事ではないのですが、

学校に行けないほど朝からわんわん泣いていて、

お母様は、どうして良いかわからないほどショックを受けているとのことで、

お電話でしました。

英検CBTの会場で、試験監督が真横で紙で手遊びをしていて、

ガサゴソうるさい上、初めての試験だったこともあり、

音がとても気になり、試験が捗らなかったということでした。

クレームをつけたいところですが、

そのようなシステムがCBTはまだ整っていないと思います。

実は、CBTの会場の試験監督が態度が非常に悪いというのは他の生徒たちも言っていました。

かわいそうな話でもありますが、これは本人のせいでもありません。

ただ、本人は合格する気で受験しに行っていたため、

非常にムカつくと同時に悲しかったでしょうね。

受験料も無駄です。

色々とありますが、

「かわいそうね。」「どうしたの」などという言葉は時にはあまり良くありません。

そういう言葉が必要な時もあります。

生徒がやはりやる気を出すのも先生の言葉に影響されます。

電話で話を少しし、お母様がエミちゃんを連れてきたいとのことで、

学校を休んで、エミちゃんは誰もいない朝に学校にお母様と来られました。

少し、泣き止んでいましたが、目が真っ赤になって腫れていました。

実は、エミちゃんは何も用意もしていませんでしたが、

TOEICテストの点数を700点近く取っていました。

エミちゃんは、一生懸命コツコツお勉強してきたから、そんなテスト一回失敗したくらいでもう終わりじゃないのよ。これから、大学入試も控えているし、まあ、あんまり思い詰めなさんな。」

と言い、私がいつも言う冗談を言うと

エミちゃんは笑い出しました。

「失敗は成功のもと」

と言うのは本当で、練習で失敗しても、本番で注意すれば良いものです。

そう言う理由で、英語以外の校外模試の点数を

あまり言うことはありません。

エミちゃんも、とんでもなく難しい定期考査も、

定期考査の用意なしでも、

他の生徒が取れないような高得点ができます。

英語は、自然と高校生から上がっていき、

GTECなど用意もせずに校内でエミちゃんも一番になっていました。

エミちゃんは実力があるのです。

大泣きしても、人生の終わりじゃないし、

笑うこともあります。

ただ、本人が自信を持つというのは大切ですね。

私が言う冗談というのはいつも同じ冗談ではないし、

多分、ギャグのような冗談でもありませんよ笑。

子供さんが能力を十分に発揮できるように指導することはとても大切ですね。

萎縮しない、怖がらない、

堂々として将来道を歩んでいけるように。







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